当社は、1986年(昭和61年)の創業以来、信頼・発展・ 醸成の経営理念の基、環境貢献企業として地域社会や自然環境との共存に力を注いできました。 当施設は、焼却、水処理、破砕施設を主軸に、一般・産業廃棄物および特別産業廃棄物を多品目取扱っています。
焼却および水処理施設を併設しクローズドシステムにより放流水は無くなり、緑と都市の融合したつくば市にふさわしい景観美を備えています。CO,HCL濃度制御、バグフィルターによる排ガス集塵除去を施し活性炭利用により完全無害化を実現した自社設計プラントは、これまで多くのお客様から支持をいただいています。
研究学園都市という地域は、多種多様な廃棄物の高度な処理に加えリサイクルのニーズがあります。常にお客様の要望に応えるとともに柔軟な創造力に裏付けされた処理フローは、さまざまな分野で幅広く活用いただいており、どれも満足していただける結果を残しています。 近年は、気候変動を緩和する低炭素社会の構築、生物多様性と地球環境保全など、CSRの視点からも「持続可能な開発目標(SDGs)」をはじめとする環境課題の解決を目指した動きが加速しており、企業に求められる期待も大きく変化しています。 私たち日昇つくばは、環境問題が地球的規模の広がりを持つとともに、次世代以降にもおよぶ長期的な問題であることを認識し、健全な事業活動を通じて、地球環境の保全「持続可能な発展」の実現に向け努力します。
すでに私たちは、研究機関、企業など外部との共存共栄によって、研究学園都市に相応しい環境研究開発に取組み、新たなイノベーション創出のため動き出しています。「限りある資源、限りない未来」のため、環境負荷の低減および事業を通じた環境に有益な取り組みを推進しています。 豊かな環境社会を実現し、社会に貢献するために、日昇つくばはこれからも新たな環境開発に挑戦を続けてまいります。
総括取締役会長